ミステリー
もう8年も前の作品なんですね。以前一度読んだかもしれませんが、今回読んでみて内容に既視感がないので、まあいいかっ、と。 「無駄に美人」という形容詞を見るたびに姫川玲子さんとどっちが美人だとうと妄想してしまいます。ドラマで主演した篠原涼子さん…
一気に読まされてしまいました。怖がりの人にはおススメしないほうがいいくらい、とても怖い怪奇現象が次々と起きてきます。こんな怪奇現象が身の回りに起き続けると、いくら美人でも近寄りたくないですね。(本人もイヤでイヤでしょうがないと思いますが…)…
如月塔子・警視庁捜査一課十一係シリーズ(警視庁殺人分析班シリーズ?)です。如月さんは身長158.2cm。と小柄。同じようなヘタレキャラの藤堂比奈子さんとはライバルですか?藤堂さんの猟奇犯罪捜査班シリーズは、どうやら 最新のBURNで完結しちゃった…
2冊まとめてご紹介します。 魍魎桜 内藤了さんの作品とは知らずに、kindleストアにいつもおススメに出てくるのでず~っと気になっていたタイトルだったのですが、とうとう購入しました。結果は…当たり!! 伝奇ミステリーとでもいうのでしょうか…時代は現代…
PTという人たちが本当に存在しているのか…と驚きました。(と言ってもフィクションの世界の中ですが、実在していてもおかしくありません。)PT(=永遠の旅行者)という生き方は憧れですね~。といっても、どの国にも税金を納めないことが憧れなのではなく、…
最近、柚月裕子さんにハマっている。「孤狼の血」から入ったのですが、佐方貞人シリーズでずぶずぶと…。その後、この「ウツボカズラの甘い息」、「パレートの誤算」「朽ちないサクラ」と柚月作品を漁っております。文章自体はおとなしめ?主人公のキャラも遊…
読んだ記憶がない作家さんでしたが、「猟奇犯罪アドバイザー」って何?と気になってkindleで購入してみました。 これは!大当り! 作家名で検索すると、漫画界でご活躍されている方のようです。しかも「醍醐真司の博覧推理ファイル」の作者!読んでました。 …
つい先日、「海中の道化師」を読みました。面白かったので過去のシリーズを探し「朽海の城」→「波動」→「烈渦」 と一気に読んで、もっと!と探したところ、いまはここまで! でした。 残念! もとと読みたい!有馬礼子さんの凛々しいサムライ魂をもっと読み…
ガチガチの堂場ファンです。刑事鳴沢了シリーズから読み始め、堂場作品の警察ものシリーズはほぼ読破しています。しかし、この「影の守護神」はいつものダイナミックな展開はどこかへ行ってしまったようでした。展開が予想の範囲から飛び出してくれないので…
以前は書店でフラフラしながら、表紙のインパクトや帯のキャッチで本を選ぶことが多く、そうして選んだ中に「これ!」という1冊に出会ったときはすごく得した気分になれたものです。最近目の病気が原因でkindle派になってからは、書店での一目ぼれの出会い…
最近たまたま検察官を主人公にしたミステリーを2冊読みました。 (kindleなので2「冊」は変?) 「検察側の罪人」は雫井脩介さん 「検事の本懐」は柚月裕子さん とどちらもなかなかのストーリーテラーなだけあって、飽きさせず一気読みできました。 悪い事…
巻末の解説が今野敏さん、ということで今野さんファンにとっては、今野さんが評価する女性作家ということでも興味がわきそうな一冊です。 物語は法廷もので、湯月さんが大藪賞の受賞前、まだそんなに有名でなかった頃に発表された一冊です。 壮絶な家族愛の…
目の病気で視力が落ちたためkindle愛用者になって1か月がたちました。 文字の大きさがコントロールできるで助かっています。 最初は縦長画面で5行表示でしか読めなかったのが、少し回復して8行表示まで読めるようになりました。これでも、随分大きい字です…
待ちに待った比奈子シリーズ10作目!最初は新米刑事で頼りなかった藤堂比奈子さんがいまや中堅!でも七味唐辛子の缶が手放せないのは相変わらず。 当初は1作品毎に単発の事件が起きていたのですが、ここ数作品は、世界的な悪の組織「スヴェート」の対決が表…
珍しく警察が主人公ではない堂場ミステリーです。舞台は神田駿河台。裏道の情景や、古い喫茶店、街の食堂(おそらく学生向けの)など街の様子が丁寧に描かれていてプ~トロも懐かしくなりました。学生時代をこの街で過ごした人にとっては、必読の一冊ではな…
本城雅人さんは初めて読ませていただきました。7年前の女児誘拐殺人事件にもう一人真犯人がいたら・・というキャッチに惹かれて手に取ったのですが、途中からぐんぐん引きこまれていく自分を感じました。期待をはるかに超えた作品でした。大当たりです! 期…
大好きな警察小説に新しいヒロインの登場です。神奈川県警に採用された32歳の新人、美人で神経科学博士、心理分析官として採用された第1号。とあって作品の中には脳生理学の難しい用語・・例えば「眼窩前頭前皮質」「間脳視床下部」「大脳基底核」「偏桃体…
この「・・捜査」シリーズの端緒となった「検証捜査」は、読んだ当時、いきなり島流しの刑事から始まったのでアレ?と思ったことを記憶しています。この時に集められたチームのメンバーを順に主人公にしてシリーズ化され「複合捜査」「共犯捜査」そしてこの…
なるほど~。見事に騙されました。本の帯にもある「本当の犯人は誰なのか?」「100人中99人が騙される」言葉どおりです。この結末は全然想像できませんでした。100人中100人が想像できないのではないでしょうか? 作品のテーマは「死刑制度の是非」「冤罪」 …
ハードボイルドはミステリーなのか?という根源的な疑問をお持ちの方もいらっしゃると思いますが、出版社、書店ともに「ミステリー」とするほうが売れるので、なんでも「ミステリー」と書いてしまう傾向がありませんか? プ~トロは、ミステリーもハードボイ…
「綾辻行人氏・有栖川有栖氏、絶賛‼ 元警察官僚が手がけたリアルすぎる警察小説」という帯の文句に騙されて読みました。 捜査本部にゴシック&ロリータファッションで登場する25歳の女性キャリア管理官なんて絶対にいない!(・・と思います。) 登場人物の…
完読しました。いや~面白い!ミステリーとしても、SFファンタジックものとしても、面白い!この作品でしか出会えない特別な世界を堪能させていただきました。かたや不倫三角関係というドロドロの事件を扱いながら、かたや真菜ちゃんんストーリーで読者を幸…
久しぶりに宮部さんの本を読みました。まだ上巻と中巻ですが、面白い!上巻の最後のシーンの終わり方はえーつ!そこで終わるのズルい~!って叫びたくなりました。そして中巻では、あっと驚くファンタジックワールドが展開します。今は中巻を読み終わったば…
8月から50冊近くのミステリーっぽい文庫本を読んできました。当たりもハズレもありました。しかしここで紹介する5冊は、この半年の大当たり!です。どの作品もオリジナリティたっぷりで、この作品でしか味わえない独特の世界を持っています。 www.putorobook…
この記事を書くために初めて著者紹介を読みました。なるほど、濱さんは警視庁の警備畑にいらっしゃって、50歳前に警視で退官されているんですね。その後、議員秘書を経て作家へ。主人公の青山望と経歴が重なっているところが多い。だから詳しいところは驚く…
このミステリーの設定は現実なのです。 子宮頸がんワクチンの副作用が作品のテーマになっています。恥ずかしいのですが、子宮頸がんワクチンの副作用が現実の日本でも大きな問題になっていることを知りませんでした。このストーリーは現実に起きても不思議で…
ミステリーを中心に8月から12月の5か月間に読んだ40冊の文庫本をこのブログで紹介しました。(1冊だけ文庫じゃないNUMBERが入っておりますが…) この中から 売れ行きはともかく、プ~トロが読んで面白かった!と自信を持っておススメできる10冊+ちょっ…
プ~トロは堂場瞬一ファンです。数々の警察ものシリーズは(多分)全作読んでいます。この作品も「新しい警察ものシリーズかな?」くらいの気持ちで手に取ったのですが、ちょっと違いました。若いサラリーマンが主人公で、彼が社命と人間としての正義との間…
面白かったな~。長編ですが、長いと感じません。一気に読んでしまいました。 30年前からのシズクの日記と現在進行形のフリーライターの失踪事件がカットバックしてすすむこの作品はSFミステリーとも言うべきジャンルでしょうか?しかし見方を変えると一人の…
面白~い!おススメで~す! 正統派なミステリーというより、しっぶ~いハードボイルドですけど、本の帯に「大藪春彦賞作家の最高傑作ミステリ!」とあるので、カテゴリーはミステリーにしておきます。ハロウィンで賑わう六本木で外国人が射殺された。使用さ…