ミステリーとか警察ものとか…読んだら書評書いてます

ミステリー、警察もの、組織もの、たまに他の本も、実際に読んでから書評を書いています。川崎市在住 連絡先 oyamaiitenki@gmail.com

2017年下期 このミステリーがオススメ! 女刑事が活躍する4作品

ミステリーを中心に8月から12月の5か月間に読んだ40冊の文庫本をこのブログで紹介しました。(1冊だけ文庫じゃないNUMBERが入っておりますが…) この中から 売れ行きはともかく、プ~トロが読んで面白かった!と自信を持っておススメできる10冊+ちょっとをご紹介します。
ネタバレを書く場合は、「ここからネタバレ注意!」と書きますので、ご注意ください。(番号は順位ではありません。順位を付けるのは不可能でした!)

まず、警察を舞台にした作品で最近目立つ女性刑事もの4冊です。

やっぱり面白い!女刑事が活躍するシリーズもの

なぜか、組織が持て余し気味くらい強烈なキャラの女性刑事ものが好きですね~。ぐいぐい突き進んでいくキャラの女刑事が2人。雪平夏見さんと姫川玲子さん。この2人にだったら逮捕されたいと思うくらい好きです。この2人が活躍するのはこちらの2冊。

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バツイチ、子持ち、無駄に美人 「アンフェアな国 刑事雪平夏見」

新宿署組織犯罪対策課暴力捜査一係に異動になった雪平夏見さん。雪平刑事の「バツイチ、子持ち、大酒飲み、捜査一課検挙率No.1、そして『無駄に美人』」というキャッチフレーズ大好きです。「空気が読めなくて」「思ったら止まらない」行動力も好きです。プ~トロは「ドM」なんですかね~?笑 この作品で是非読んで欲しいのは、ラスト1行。この1行がファンをあざ笑って眠れなくさせてくれること間違いありません。(やっぱり「ドM」ですね。笑)

上司を追い込む!スタイル抜群の美人 「インデックス 誉田哲也」

そして警視庁捜査一課殺人犯捜査第十係の姫川玲子さん。姫川刑事のキャラは「ある女優に似ている」「ブランド好き」「ノンキャリアで異例の出世スピード」「天性のプロファイリングセンス」「上司に物おじしない」いいですね~。特に、「インデックス」で恩義のある今泉管理官を厳しく追い込んで、恥ずかしい過去を自白させる突っ込みの鋭さは・・大好きです! できることなら井岡巡査部長に成り代わって姫川玲子にまとわりつきた~い!!

 

猟奇事件が寄ってくる 「MIX 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子」

 この2人の強烈キャラとは一味違う、ほのぼのキャラでおススメは 八王子西署刑事組織犯罪対策課の藤堂比奈子さんです。

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人魚の死体遺棄事件 藤堂比奈子とチームのキャラの濃さ、舞台設定 どれをとっても面白さがギッシリ詰まっています。8作目だから藤堂比奈子ももうベテランになってもおかしくないのでしょうが、変わらず「根元八幡屋磯五郎の七味唐辛子」を持っていないと落ち着かない新米刑事のままです。

猟奇的事件を呼び寄せてしまう藤堂比奈子です!

このシリーズで一番気になるのは、保くんと比奈子の関係はどうなるのか?ここまで期待させて、何も起きないでシリーズ完結ってことはあり得ませんよね。どんな未来が待っていようと、比奈子ちゃんの乙女心を救ってあげてください。お願いします。

もう一人、忘れてはいけない「SRO Ⅶ ブラックナイト」芝原麗子

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SRO 警視庁広域捜査専任特別調査室 副室長 芝原 麗子さんもまた好きな刑事の一人です。「東大法卒のキャリア」「スタイル抜群(股下90cm)」「清楚な美人」「自宅はゴミ屋敷」もまた強烈なインパクトを残してくれるキャラです。このシリーズの本当の主人公はサイコキラーの近藤房子かもしれませんが、近藤さんが目の敵にするのが芝原麗子副室長。清楚な美人ですが空手2段。近藤VS芝原の全面対決が待ち遠しい~!

 

おススメ!本格ミステリー&ハードボイルドは別の記事で!