トップスケーターのすごさがわかるフィギュアスケート 中野友加里の本 ポプラ新書

さすが！元トップスケーター！中野友加里さんの本！

プ～タロウはフィギュアスケートファンです。今年は平昌イヤーなので、余計気合を入れてテレビ観戦しています。この10年くらい浅田真央選手を中心に、浅田選手が引退した今は、若手を中心にテレビにかぶりついています。気合を入れているわりには、採点方法とか、ジャンプの種類とか、はっきりわからないことだらけでした。しかし、さすが、あの中野友加里さんの解説するフィギュアスケート本です。目からウロコが何枚も落ちていきました。最初は、わかっていることが6割くらいで、採点方法くらいを熱心に読めばいいか、と考えていたのですが、全部読み通してしまいました。

ルール解説と演技中の選手の心の動きがわかった！

五輪シーズンに臨む選手たちの駆け引き、演技中に構成を変える（リカバリーする）選手の考え方、安藤選手との交流、そして採点方法、どれもなるほどと思え、新鮮な驚きがありました。特に、常々疑問だった、ジャンプを失敗したときと成功したときの得点の差、なぜ選手はリスクを犯してまでも難易度の高いジャンプに挑むのか。ルール解説とともにトップ選手の心の内をよく解説してあって、本当にウロコが沢山落ちました。

この本を読めばフィギュア観戦しながらワンランク上のプロっぽい会話ができる。笑　早速、全日本の会場で試してみよう！

今シーズンの全日本はとても熾烈な闘いが予想されます。ジュニアグランプリから世界で闘いが始まっています。この本を横に置いて、トップスケーターたちの努力の成果を楽しむことにします。中野さん、ありがとう。

採点方法や、ルールに疑問をお持ちの方、この本はおススメですよ。